a_a_a_artのブログ

質素な生活

ワンルームを抜けたら、そこは

どうも、僕です。

 

相変わらず世の中は刻々と変わり、身近なとこでもぴょんきちさんがお父さんになったり、僕は多くの流れについていけてませんが、なんとか大丈夫です。いや、もしかしたらダメなのかもしれないです。ぴょんきちさん、何度も言いますがおめでとうございます。

 

最近の大きなニュースといえば、タバコの値上げです。僕、少し前には減煙しようと電子タバコに変えてたんですけど、コロナストレスでハイライトに戻りまして。部屋でバカバカ吸ってました。大きな声では言えないですが、もう吸い始めてある程度の年数も経って、習慣の一部となってる喫煙です。

 

そんな僕、ついに禁煙を決意しました。n年ぶり2回目です。増税の影響もあるんですけど、まぁ昨今の喫煙者の肩身の狭さが大きいです。吸える場所も少なくなって、嫌煙家が声を上げやすくなったこともあり、煙草=悪というのが通説かのような風潮です。

 

タバコが1箱1000円とかになって、吸う場所もなくなって、高級品として店に1本単位で嗜むようになる時代が本当に来るのかもしれません。まぁタバコの臭いが嫌いな人の気持ちは分かるんですけども、そこまで行くとそれはディストピア感もあるというか。仕方ないですけど、タバコミュニケーションが無くなるのはやっぱり寂しいですね。

 

こうやってタバコのことを考えるとまた吸いたくなります。禁煙したら池田エライザさんと付き合えるとかなら頑張れるのに、健康なんてご褒美だけじゃなかなか難しいです。

 

 

それはさておき。

 

 

沖縄であまりにすることがなく、僕はバイクの免許を取得しました。400ccまでなら乗れます。いわゆる中型免許ですね。

 

浮かれて、免許取ったその日に、近所のバイク屋でホンダの白のCB400CCを現金一括で契約しました。店の前を通るたびに目を惹かれてたのですが、まぁ完全に一目惚れです。

 

俺の女にしなきゃ、この娘の上にダサいおっさんが跨って、ヒーヒー言わすと思うと我慢なりませんでした。前の男がいい男だったのか、箱入り娘だったのか、あんまりデートも行っていなかったようなので(4000キロちょっとしか走ってなかった)、まだまだウブさも残る、あどけない少女のようなバイクです。

 

年齢も12歳、ちょっと歳の差は犯罪的かな?なんて心配したんですけど、もう今や完全に俺の女です。付き合い当初はすーぐ不機嫌になってたんですが(エンスト)、今ではベタ惚れですぐイっちゃいます。俺なしではどこにも行けない身体になっちまったみたいですね。

 

 

自分で書いてて、キモすぎて引いてます。いいバイクなのは事実なんですけど。「ティナ」って呼んでます。玉城ティナさんから取りました。

 

 

そんなバイクの免許を取って慣れた頃、本土から会社の同期が遊びに来てくれました。せっかく男の子2人なので、バイクで二人乗りして海を見に行こうということになり。俺ら2人は走りだしたんすよ。ブゥゥゥゥゥン

 

同期はバイクの後ろの部分を掴んで、二人乗りをしました。二人乗りをしたことがある人なら分かると思うのですが、前の人の肩や腰につかまる以外に、ロデオと同じ原理でシートの後ろの方につかまる部分があるのです。ちょっと不安に感じますが、意外と安定するのです。

 

 

さすがにそんなに遠くに行くと帰ってくるのが面倒なので、本島の中部辺りまでツーリングすることにしました。

 

ぼんやりと海を眺めて、コーヒーを飲んで。近くのハンバーガー屋でハンバーガーを食べて、ぼちぼち日も暮れるので那覇に帰ろうと思ったとき、スマホで観光スポットを調べていた同期がこう言いました。

 

「ちょうどすぐ近くに霊的なものが集まるパワースポットがあるらしい、チラッと寄って帰ろう」と。確かに、ネットによるとすぐ近くに、昔沖縄の霊験者が修行を行ったというパワースポットがあると記載されていました。もちろん怖い話の好きな僕はすぐ食いつきました。

 

近寄らない方がいい、と書いてありましたが、近くに行くくらいならいいだろうと、向かってみることにしました。

 

 

以前書いたように、沖縄は戦火が激しかったことや、霊的なものを強く信仰する文化のため、霊が多いと言います。過去にガールズバーの女が霊を見る話をした通りです(「小休止、最近の話。」を参照。)。霊的なスポットも、本土のお化けトンネルとは段違いにヤバいとは聞いています。

 

 

同期も僕も、そこまで霊を信じていないこともあり、気軽な気持ちでその辺りに向かいました。

 

 

その辺りは石造りの古い家や、自然がかなり残っており、普通の寂れた集落の一画といった感じでした。霊的な現状はなく、不気味な印象もなかったです。

 

 

ただ、なぜか、あまり思い出せないのです。

 

 

何も不思議な出来事もなく、帰ることにしました。帰りは同期はずっと僕の肩につかまっていたようです。行きと違って、早く帰って飲みたいので、僕が少し飛ばしていたこともあり、シートの後ろをつかむのは怖かったんでしょう。

 

途中コンビニに寄り、バイクを止めて、同期に「ごめん、ちょっと飛ばしたから怖かった?」と聞くと、同期は「いや、大丈夫。行きと全然変わらんかったよ、あれ飛ばしてたんや」と答えました。

 

 

僕は「あ、なんだ、肩掴んでたからてっきり怖いのかと思った」と話すと、同期は呆けた顔で「いや、行きと同じでシート掴んでたよ、肩は掴んでない」と答えました。